どっちつかずな両向性

小さな頃は思い切り外向的だった気がする。

いつでもどこでも誰とでもすぐに友達になって、

クラスの学級委員も体育委員も何でも立候補。

注目されるのが大好きなリーダータイプだった。

それが20歳を過ぎる頃には、

いつの間にか少しずつ内向的になってきて、

大人数のグループでいるよりも少人数を好んだり、

自分から色々話すよりも相手の話を聴く方が得意になったり。

自らリーダー役に手を挙げる事もなくなった。

 

今の私は、社交的な自分と、内向的な自分が半分ずつ。

ある時は、とにかく新しい人と出会いたいと思うし、

ある時は、誰にも会わずに一人でゆっくり過ごしたいと思う。

初対面でのスモールトークや、良い第一印象を残すのは得意だけど、

2回目以降の付き合い方や、距離感を掴むのは苦手だったりする。

 

「人はいつでもで外向的あるべきだ」と勝手に決めつけていた頃は、

外向的な自分でなくなってしまったことを

なんか嫌だなぁ、なんでこんな風になっちゃったんだろうと思っていた。

だけど最近やっと、両向的な自分で良かったと思えるようになった。

どっちつかずだからこそ、どちらの性格にも共感できる。

感受性豊かに、周りの人の感情を汲み取ることができる。

それが自分の良いところだと思えるようになった。

外向的な自分と、内向的な自分。

その時の自分に合わせて、バランスを取れば良い。

英語ではambivertというらしい。

そんな言葉があるんだと気付き、ちょっと嬉しくなった。

 

外向的な人、内向的な人、

そのどちらにも大切な役割があると教えてくれるTEDトーク

 

Susan Cain: The power of introverts | TED Talk

www.ted.com

 

 

より少ない生き方

欲しいものは挙げればキリがない。

だけど、必要なものは実はそんなに沢山なかったりする。

究極のミニマリストになるつもりはないけど、

心地良いと感じるだけのものに囲まれて過ごせたらそれで良い。

そう考えるようになったきっかけは、何なのか自分でもよく分からない。

30歳になったことで、結婚をしたことで、

物を多く持たなくても、心は豊かでいられることを

日々の生活の中で実感することが増えたからかもしれない。

無駄なものや必要のないことを手放して、

自分にとって本当に大切なものに時間とお金をかける。

そんな生き方ができたら良いなと思う。

 

 ジョシュア・ベッカーの「より少ない生き方 ものを手放して豊かになる」を読んだ。 

読んだ内容を忘れないように記録。

 

【読書メモ】

  • ミニマリズムとは、いちばん大切にしているものを最優先にして、その障害になるものは全て排除すること。ミニマリズムの良いところは、ものが減ることでは無く、豊かさが増えること。
  • 浪費を防ぐために、自分自身の弱点を知っておく。どんな時に、必要ないものを買ってしまう傾向があるか。きっかけを知っておくことで冷静に対応できる。(バーゲンやセールに弱い、ストレスが溜まると物を買いたくなる等)
  • 人の価値は所有物では決まらない。まわりと同じものを持つことで周りに認められようとしなくて良い。世の中の「普通」にとらわれず、自分なりの「普通」や自分にとっての「十分」を探す。

 【実践してみたいこと】

  • なぜものを減らしたいのか、理由を紙に書いて貼る
  • よく使う場所で、簡単な片づけから始める
  • 周りに話すことでモチベーションを維持する
  • 手離すのを迷ったら、一時保管する
  •  「◯日間◯◯を使わない」実験をしてみる
  • 贈り物の習慣を見直す
  • 日々の感謝したことを記録する
  • 静かに心を落ち着かせる時間をつくる(冥想、ヨガ、ブログ等)
  • 「ノー」と言えるようになる
  • 健康のために時間をつくる(食事や運動)
より少ない生き方 ものを手放して豊かになる

より少ない生き方 ものを手放して豊かになる

 

 

続ける力

 「好きこそものの上手なれ」と言うけれど

本当は、好きという気持ちだけでは上達はしない。

それよりも、諦めずに継続すること。

続けることの方がずっと大事だったりする。

 

ランニング、早起き、ストレッチ

自分のためにと、好奇心旺盛に色々とやってみるものの、

とにかく飽き性で三日坊主。全く続かない。

新年の抱負も、1月が終わるころには忘れている。

何かを習慣化させ、当たり前のように続けることは、

私が一番苦手なことかもしれない。

 

何かを始めるタイミングは1年に1度だけである必要はない。

1年続けることが難しければ、1ヶ月でも1週間でも良い。

大きな目標である必要もない。小さなbaby stepで良い。

 

なので、私はブログを書こうと決意した。

元旦でも誕生日でもない、6月半ばのある月曜日に。

咄嗟の思いつきだったけど、少しだけわくわくしている。

まずは1ヶ月。どんな内容でも良いから続けてみよう。

Matt Cutts: Try something new for 30 days | TED Talk

www.ted.com

好きなこと

私がブログで書きたいことは何だろう。

良い機会なので、好きなことを整理してみる。

 

・英語と多様な価値観

大学時代の2年半をアメリカで過ごした経験から。

これまでの人生でいちばん自分に正直に生きていた時代。

・映画

おもに洋画。ホラー以外何でも。

エンドロールが流れても暫く余韻に浸ってしまうような、

数日考え込んでしまうような、そんな映画が好き。

ミニマリスト

もっとシンプルに生きられたら、と少しずつ断捨離中。

心地よいと感じるだけのものに囲まれて過ごせたらそれでいい。

・読書

読む時間が考える時間と直結している気がする。

知識や語彙力が圧倒的に不足していることを日々痛感する。

・働くこと

今のお仕事柄、キャリアについてよく考える。

日本、女性、組織、職業観、ワークライフバランス

この辺が興味のあるところ。

・コミュニティ

性別、年齢、職業、出身国、結婚や子供の有無といった

そんな属性や枠組みに囚われないコミュニティを探したい。

・花と自然

母の影響もあり、部屋に花を飾ると気持ちが安らぐ。

山登りの時の、足元の柔らかい土の感触やふわっと香る緑の匂いも好き。

・空港

ワクワク、ソワソワした、あのポジティブな空気が好き。

知らない人たちの人生が交差する不思議な空間。

・文房具

無駄に色々揃えたくなってしまう。

中でも、ノートは書きたい衝動に駆られるアイテム。

 

思いつく限りではこんなところ。

また追記するかもしれません。

言葉を紡ぐ

小さい頃から本を読むことが好きだった。

そして文章を書くことも好きだった。

いつの間にか、日々の生活に追われて

読むことも書くことも止めてしまった。

 

30歳になったいま、また書きたいなと思い

ひっそりとブログを始めることにした。

 

日々の中で生まれる思考や感情を

簡単に手放してしまうのは、勿体ない。

形のない自分の考えや気持ちと、

少しでも向き合いたいと思った。

言葉として形に残してみたいと思った。

誰のためというよりは、自分自身のために。

丁寧に、正直に、言葉を紡いでいきたい。